何が何でも合格したかった。その理由は…
このサイトの管理人です。私の宅建合格体験記を読んで下さって、ありがとうございます。
私は前年、行政書士試験の受験をしたことは前回の体験記に書きましたね。
しかし、私はその年の行政書士試験に落ちてしまったのです。
正直、自信はありました。でも私の番号がない…
現在は行政書士試験もかなり難しい試験となってしまいましたが、その頃の行政書士試験は、正直そこまで難しい試験ではない、とされていました。
合格率こそ、今とあまり変わらなかったのですが、問題の質が段違い。
ですから、真面目にきちんと勉強していれば大丈夫、そう信じて受験したのです。
でも私は落ちてしまいました。これはショックでしたね。
おそらく落ちた原因は、当時の行政書士試験に課されていた「小論文」だったのではないかと思います。
当時の思い出が蘇る。ああ、そういえば…
その翌年。行政書士試験は受ける気がしませんでした。また「小論文」で落とされるのが嫌だったのです。
ですから今度は、小論文のない「宅建」を受けようと決意しました。
宅建なら、努力がきちんと報われるのではないか。
私は「合格」という形が欲しかったため、何が何でも一回の受験で合格する、そう決めて勉強に取り掛かりました。
しかし、取り掛かったときはすでに7月。願書の出願は、もう始まっています。
…ああ、この文章を書いていたら、悲しい思い出が蘇ってきました…
私、この時期にちょうど失恋したんです。当時付き合っていた女性に、見事にフラれてしまいました。
(ああ、哀しみのブレイクハート…)
なぜ「合格」という形に拘ったのかも、はっきり思い出しましたよ。フラれてしまい、自分に自信がなくなっていた時期だったんですね。
ですから、前年「フラれた」行政書士試験は回避して、努力が報われそうな「宅建」の受験を決意したのです。そう、国家試験に合格することで、自信を取り戻したかったんですよ。
願書を提出し、テキストを買ってきたその日から、私の猛勉強は始まりました。失われた「自信」を取り戻すために…
そして私は、ひたすら勉強を続けました。すると私に、ある心境の変化が訪れます。それは…次のページへどうぞ。