ついに合格発表。意外にも合格点が…
さてさて、待ちに待った12月の合格発表。自己採点で35点ありましたので、合格の可能性は高いと思っていました。
でも試験は何があるか解らない。合格をこの目で見るまでは…
まだネットが発達していない時代です、合格発表もわざわざ発表場所まで見に行きました。
どこで合格番号を掲示していたのか、ちょっと記憶に残っていません。20年近く経つと、忘れてしまうものなのですね。
私の番号は…ありました!宅建試験に合格していました。
私は当時、車の免許も持っていませんでしたので、「資格」を1つも持っていなかったんですよ。
宅建は、私が履歴書に書ける、生まれて初めて取得した資格となりました。
やっぱり嬉しかったですね。失われていた自信も、少しは取り戻せたような気がしました。
この平成7年度の宅建試験の合格点は、28点。やたら合格ラインが低く、結果的には余裕で合格点を取っていたのです。
この年以降現在まで、合格点がここまで下がった年はありません。それだけ問題が難しかった年だったんですね。
送られてきた合格証書。合格の実感が沸きました
程なく、合格証書が送られてきました。この写真は、私の合格証書です。
合格証書とともに、登録手続の案内や実務講習のお知らせなども同封されていました。
そう、宅地建物取引主任者(今は宅地建物取引士と名称が変わったんでしたっけ)として登録するには、2年以上の実務経験が必要なのですが、その実務経験がない場合は、登録するには実務講習を受けなければいけません。
この実務講習、当時は5万円ぐらいかかったんですよ。うーん、5万円は貧乏学生には辛い…とりあえず実務講習はまだいいかな、と思い、受けませんでした。そして結局現在まで受けていないのですが。
とまあ、ここまでが私の宅建合格体験記です。ここから先は、おまけの話。
宅建を受けた年に、私は行政書士試験も受験しました。その合格発表が翌年1月にあったのですが、その結果はこちら。