欲張った行政書士試験、その結果は?
もう宅建には合格したのですから、気分はかなり楽になっていました。
でもせっかく行政書士試験も受けたのだから、こちらも受かっておきたい…ついつい欲張ってしまうのが人の情ってもの。
法律科目については大丈夫だと思うんですよ。問題は、当時あった小論文のほう。
法律の小論文ならまだしも、何かよくわからない一般教養の小論文ですからね。
宅建のほうに重点を置いていたこともあって、小論文対策は何もできずに試験に臨むことになってしまいました。
以前にも書きましたが、宅建試験が終わって3週間後には行政書士試験がやってくるんですよ。もう少し日程が離れていると嬉しいんですけどね。
今回は2度目の正直、果たして私の番号はあるのか?…
ドキドキの合格発表。掲示板に私の受験番号は…
掲示板を眺め、私の番号を探します。一生懸命探します。
何度でも探します…う〜ん、ない…
私の番号はありません。昨年に引き続き、2度目の不合格。
やはり試験に落ちるというのは悔しいですね。宅建のほうは受かっていたとはいえ…
もともとダブル受験という、虻蜂取らずになりかねない計画を立てていたのです。途中でその計画を修正して、宅建のほうにシフトしたのは正解だったのでしょう。
その結果、宅建のほうは合格したのですから。フン、行政書士なんかいらないやい!ペッペッ!
思いっきり悪態をつきながら、自分を慰める私でした。
(とは言いながら、後に3度目の正直で合格を果たすのですが、この話は本筋から外れますので、またの機会に。)
宅建のステップアップに行政書士試験?
宅建に合格したら、次は行政書士試験でも受けてみようかな、と考えているあなたへ。
宅建よりはやはり試験のレベルは高いです。民法に関しては宅建もレベルが高くなってきてますよね。でも行政書士試験のほうは40字程度の記述問題が課されるようになったため、その分ハードルが高くなっています。
平成26年度における行政書士試験の合格率は8.27%で、この数字は宅建の約半分の合格率なんですよね。
でも、宅建に合格したあなたなら、合格できます。勉強時間は宅建よりは必要ですが、コツコツと勉強を継続することによって、実力をつけて下さい。
ただ、同じ年にダブル受験するのはあまりオススメしません。まずは宅建に絞って、そして宅建に合格後、行政書士試験にチャレンジしてみましょう!